いつものことだからと予防と対策を後回しにしがちなのも肩こりや腰痛の悩み、何もしないとさらに筋肉が緊張して肩や腰には負担がかかるばかりです。
原因を知り正しい方法での対処が悩み解消への近道です。
まずは自分の姿勢をチェックしてみましょう。
猫背になるなど悪い姿勢が習慣になっているかもしれません。
頭や体を支えるために、肩や腰には大きな負担がかかっている
現代人にとって身近な不調の悩みといえば、肩こりや腰痛などの症状です。
適切な対処をするためにも、肩こりや腰痛の症状がなぜ起きるのか、悩みの根本原因を知る必要があります。
1つだけではないのも肩こりや腰痛の症状が出てくる原因で、最も大きな原因は筋肉がとても緊張をするためです。
人間の体は肩や腰に負担をかけて立ったり座ったりしますが、最も天に近い頭の重さは5㎏から6kgもあります。
体重の10%から15%の重さがあるのも頭、そのため肩や腰には常に負担がかかる状態です。
筋肉は一部に大きく負担がかかると、その分だけ緊張をして疲れてしまいます。
原因は悪い姿勢がトップ、長く筋肉が緊張をすると疲労物質はどんどん溜まり、膨張をしていくのも筋肉です。
厄介なのは膨張により血液のめぐりが悪くなるため、酸素や栄養は隅々にまで順調には届きません。
不完全燃焼のエネルギーになりますし、さらに疲労物質が増えてしまい、筋肉は収縮して末梢神経を疲労物質が常に刺激する状態に、こうして起こるのが肩こりや腰痛の痛みの症状です。
ストレスは早目の解消が肝心!理由は肩こりや腰痛の原因になることがあるため
意外な肩こりや腰痛の原因として、誰もが大なり小なり感じるストレスです。
軽度のストレスはむしろやる気スイッチを押したり、モチベーションアップに傾くこともありますが、心身に大きな負担をかける、大きすぎるストレスはよくありません。
ストレス社会を駆け抜ける現代人にとって、ストレスフリーな生活は難しいですが、過剰なストレスは肩こりや腰痛を招く原因です。
自律神経が密接にかかわるのもストレス、過度なストレスは常に交感神経を優位にさせてしまいます。
同時に筋肉の緊張による血管収縮が起こりますので、起きてくるのが肩こりや腰痛の症状です。
人間の体と心は常につながっていて、良くも悪くも影響をしあっています。
心と体が連動している関係性を知れば対策も見えてくるもの、肩こりや腰痛予防対策としてストレスをこまめに発散することや、姿勢を正すなど体という面のコントロールも必要です。
姿勢をよくして体を動かすことが予防と対策に
自分は肩こりや腰痛の症状を起こしやすいタイプ?そんな素朴な疑問を持った時、日常生活を自分でチェックするとわかります。
オフィスワークで1日パソコンに向かう仕事であったり、パソコンやスマホ操作中の姿勢は猫背になりがち、毎日同じ姿勢で長い時間作業をするなどもそうです。
ストレスが多くて緊張をする機会がとても多い、運動不足なども肩こりや腰痛になりやすい予備軍です。
普段の何気ない行動や習慣に肩こりや腰痛の原因は潜んでいて、すでに肩こりや腰痛のつらさに悩んでいる人はたくさんいます。
でも肩こりや腰痛の原因を知ったうえで、予防と対策に取り組むことができるため、改善を諦める必要はありません。
緩やかなS字カーブを描いている背骨の状態が理想です。
体は背中と前面の筋肉バランスが良い状態だと、体を支える力も程よく分担するので大きく負担がかからず済みます。
日頃から意識したいのがSカーブを意識した正しい姿勢、正しい立ち姿と座り姿勢を把握して習慣にしてしまうことです。
運動不足を解消するためにも、簡単なストレッチを毎日の習慣にする、こまめに動くなども良い予防と対策になります。
まとめ
自分としてはとても楽な猫背の姿勢や、積み重なるものの放置しがちなストレスなど、肩こりや腰痛の原因は体や心という面が深く関係しています。
体の筋肉に過度な緊張を与え続ける悪い姿勢から、負担の少ない良い姿勢を意識することや、ストレスのこまめな発散、軽い運動習慣をつけることもよい予防と対策です。