ウェルカイロプラクティック

肩や首のだるさ! 不快な肩こり・首こりの原因をまとめて解説!


 
現代は、若い人のほとんどの人がうつむき、スマートフォンの画面に夢中です。

画面に集中していると、体をあまり動かさないため、知らないうちに首の周りの筋肉に負担をかけてしまっています。

今回は、現代人の習慣病ともいえる肩こりや首こりの原因についてまとめました。

日々の生活の中で肩こりを感じたとき、あなたはどのように対処していますか?

たかが肩こりと放っておくと、頭痛やめまい、吐き気といった重い症状につながる可能性もあるので、早めの対処が必要です。

 

肩こりとは? 筋肉の緊張と血行不良


一口に「肩こり」と言っても、自覚症状は人によって様々です。

みなさんは、首から肩、背中にかけての広範囲の筋肉が痛んだり、日常的に重さやだるさを感じることはありませんか?

慢性化すると、頭痛、めまい、眼精疲労などを伴うこともあるので注意しましょう。

肩こりによる痛みやだるさは、体型や生活習慣、姿勢の悪さやストレスによって、筋肉の緊張が続いて血行が悪くなることで生じます。

特に冬の時期は、寒さや厚着による服の重みなどの影響で、肩こりの症状が悪化しやすいと言われています。

そのほかにも、肩こりは、鎖骨も関係していることが分かっています。

喉の下の部分にある鎖骨は、中央部から外側に伸びて肩甲骨と繋がり、腕を身体に繋ぎ留める役割をしています。

前から鎖骨見ると、外側が少し上がっているのですが、なで肩などで鎖骨が下がると、
鎖骨と繋がっている肩甲骨もいっしょに下がって首周辺の筋肉が引っ張られて緊張してしまい、肩こりを引き起こしてしまうのです。

 


ストレートネックとは?デリケートな首こり


「ストレートネック」とは、本来緩やかな前腕カーブを描いているはずの頚椎(首の骨)が、
パソコンでの作業やスマートフォンの画面を見続けるために、前かがみな姿勢を長時間続けることで、まっすぐになってしまった状態です。

「スマホ首」とも呼ばれており、これがガチガチの肩こりや首こり、つらい頭痛などの大きな原因になります。

特に首の横には多くの自律神経が通っているため、自律神経の乱れから眠れなくなったり、鬱病などにもつながりかねないのです。

みなさんの首は大丈夫でしょうか。

自分がスマホ首になっているかどうか、首の骨の状態を鏡でチェックしてみましょう。

自分の姿勢を側面から見た時に、身体全体から頭だけが前にはみ出ていると問題ありです。

この歪んだ姿勢を支えるために、僧帽筋など首まわりの筋肉が過剰に緊張するため、首こりだけでなく、肩こりや腰痛などの原因にもなってしまいます。

また、首の奥の筋肉、頭蓋骨と首の骨を繋いでいる「後頭下筋群」が、姿勢の悪さや目の酷使などで凝り固まると、首こりや頭痛を引き起こします。

 

肩こり対策でネックになるのは肩甲骨


肩甲骨は背中の上部に左右対称に位置し、島のように肋骨から浮いた構造をしています。

肩甲骨には、四方八方から17個の筋肉がついていて、状況に合わせて肋骨の上をすべるように自在に動くようにできています。

しかし、肩甲骨をほとんど動かさない人は、肩甲骨周辺の筋肉がガチガチに硬くなって、血行不良になりやすいと言われています。

特に、肩甲骨を上に引き上げる「肩甲挙筋」と、肩甲骨を寄せる「菱形筋」が、肩こりと深く関係しています。

これらの筋肉は体の深部にあるため、人の手では簡単にほぐすことはできません。

なので、肩甲骨を大きく動かすストレッチによってこれらの筋肉を柔らかくほぐし、肩甲骨の動きを良くすることが、肩こり解消につながります。

 

まとめ


いかがでしたでしょうか?

つらい肩こりや首こりを解消するには、姿勢を改善し、毎日のストレッチを欠かさないようにすることが大切です。
特に頑固な肩こりには、肩甲骨を動かして周辺の筋肉をほぐすストレッチがおすすめです。

一方、首のストレッチは、急に伸ばすと筋を痛めてしまうことがよくあります。

たくさんの神経が通っている首筋は、強い力で引っ張ったり、無理に伸ばしたりしないように注意しましょう。