突然症状の起こるギックリ腰の痛みは、しばらく動けないこともあります。
適切な予防とケアをすることで、慢性的な腰痛になるリスクを減らすことができます。
腰に急激な負担のかかる姿勢をしない、軽度の運動を生活に取り入れるなど、簡単にできる予防対策をスタートです。
筋肉を柔軟にする運動をするのもギックリ腰予防に最適な方法
つらいギックリ腰は予防をすることから始めましょう。痛みの症状が出てから対処をするより、予防に力を入れるべきなのは、ギックリ腰は繰り返しやすい症状だからです。
1回やっただけでも痛みに懲りてしまうのがぎっくり腰、ほんの何気ない動きでぎっくり腰になることもあります。
一時的な腰痛と安易に考えることができないのは、適切にケアをしないまま放置すると、慢性的な痛みの腰痛になることもあるためです。再発をしやすいのもギックリ腰、さらにギックリ腰が発端となり、疾患の発覚になることもあります。
ギックリ腰予防として毎日無理なくできる、簡単なストレッチをするのも良い方法です。キツイ姿勢でのストレッチをしたり、筋肉に負担のかかるやり方をする必要はありません。
あくまでもでも自分で無理なくできる、負担の少ない運動を取り入れます。ストレッチで意識するべきなのは、筋肉を柔軟にすることです。
日々の姿勢や動作に注意することもギックリ腰の予防になる
予告なく突然襲ってくるのがギックリ腰の痛み、ぎっくり腰の痛みは経験した人にしかわかりませんが、日ごろから予防をするに越したことはありません。
急性腰痛症の一種として、医療機関にかかったときには診断されるのもギックリ腰、急に筋肉や靭帯に強烈な負担がかかるのが強い痛みの原因です。
ギックリ腰の痛みは発生直後が最も激痛の時期ですが、痛みは2日から3日もするとだんだん和らぎます。痛みがより軽度になるのは1週間ほど経過をしてから、通常であれば完治は大体1か月以内です。
ただ繰り返しやすいのもギックリ腰、普段の動作でもギックリ腰予防として、姿勢や動きにも気を付けるようにします。
朝目覚めたら一気に起き上がらずに、まずは布団の中で体を横に向け、さらに姿勢は腰を丸めて、ゆっくり起き上がるようにすることです。
洗顔時は腰のみを倒さないで、少しだけ脚の膝を曲げるようにします。
膝を曲げることがギックリ腰予防になるのは、腰への負担が多少なりとも減るからです。
日頃の姿勢を意識してのギックリ腰の予防
ギックリ腰になったら安静にするべきかどうか迷いますが、個人差があるため一概には言えません。
普段と同じように暮らす方が、ぎっくり腰の改善が早かったという方もいますが、痛みが強いときには安静にして、家事をするにしても無茶をしないことです。
無理のないレベルで普段の生活を送ること、筋肉に過度な負担をかけないために、重い荷物を持つなどは避けるようにします。
予防として知っておくべきなのは、ぎっくり腰になりやすい姿勢です。
洗顔時や荷物を持ち上げるなどの前かがみになる姿勢、くしゃみをしたり急にベッドから立ち上がるのも、ぎっくり腰を起こしやすくなります。だからぎっくり腰にならないように、姿勢を急に変えないようにするのも予防の一つです。
荷物を床から持ち上げるとき、何かを床から拾う際にも、膝を軽く曲げて腰への負担を軽くします。
足元にも注目であり、歩くときに適しているのはウォーキングシューズです。予防として普通の靴であっても、歩行時のショックを軽減するために、中敷きを使うのも一案です。
まとめ
ギックリ腰の症状が改善されないときには、医療機関などに相談をすることも必要ですが、ゆっくりと時間をかけて痛みが和らぎ、解消をするケースは多くあります。
日頃から腰に負担のかかる動作をしない、ストレッチをして硬くなりがちな筋肉を柔らかくするなど、ギックリ腰にならないための予防をすることは大切です。